Microsoftは2026年8月4日、PC上の作業を録画するだけでAIエージェント用の手順書に自動変換するデスクトップアプリ「Skill Recorder」をGitHub上で無料公開した。GitHub Copilot CLIが操作の意図を解析し、Microsoft Copilot Coworkなどでそのまま使える「スキル」を自動生成する点が特徴だ。
Microsoftは2026年8月4日、オープンソースのデスクトップアプリ「Skill Recorder」をGitHub上で公開した。対象はGitHub Copilotを利用できる開発者・業務担当者。定型作業を一度実演するだけでAIエージェントに引き継ぎたいというニーズが背景にある。クリック操作をそのまま再生する従来のRPAと異なり、「何を達成しようとしたか」という意図を解析して汎用的な手順に変換する点が特徴だ。
Skill Recorderを起動して画面操作を録画すると、クリックやアプリの切り替え、閲覧ページに加え、任意で音声の作業説明も記録できる。録画後に「Analyze」を実行すると、GitHub Copilot CLIが操作ログを解析し、「意図」と「手順」の形に再構成する。
生成された手順はSKILL.md形式となり、Microsoft ScoutやCopilot Cowork、Copilot Studioから呼び出せる「Skill」や、スケジュール実行される「Automation」に変換できる。UI操作の単純な再生に頼らず、エージェント本来のツールを優先する設計だ。
MITライセンスで無料公開。macOSを主対象にWindows 11にも対応する。利用にはGitHub Copilotへアクセスできるアカウントが必要だ。
録画・保存・画面解析はローカル端末上で行われ、「Analyze」を選ぶまで外部へデータは送信されない。解析時のみ操作ログや抽出画像がGitHub側のCopilotに送られる。
企業の業務部門は、マニュアル作成なく定型作業をAIエージェントへ引き継げる。開発者はSKILL.mdを自動化資産として再利用でき、教育現場でも操作手順の共有ツールとして応用が期待される。RPA導入のハードルが高かった中小企業にも、低コストな選択肢として注目されそうだ。
Q1. Skill Recorderは無料で使えますか?
A. MITライセンスで無料公開。ただし解析にはGitHub Copilotのアカウントが必要。
Q2. Skill Recorderの使い方は難しいですか?
A. 画面操作を録画して「Analyze」を実行するだけとシンプルで、専門的なRPA設定の知識は不要とされる。
Q3. Skill RecorderはRPAと何が違うのですか?
A. クリック操作を再生するのではなく意図を解析して手順化するため、画面レイアウトの変化に強い。
Skill Recorderは、PC操作を録画するだけでAIエージェント向けの手順に変換できる、Microsoftの無料オープンソースツールだ。GitHub Copilotとの連携で業務自動化のハードルを下げる可能性がある。導入を検討する企業・開発者は対応OSやアカウント要件を確認して試したい。あわせて AIナビのAIサービス一覧・ランキング もご覧ください。
参照: PC操作を録画→「Copilot」で作業を代理可能に Microsoftがアプリを無料公開
参照: microsoft/skill-recorder - GitHub
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
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