Udioは、曲全体の雰囲気については概ねプロンプト通りに生成してくれる印象だった。一方で、入力した歌詞とは明らかに異なる内容が歌われている場面もあり、歌詞の再現性にはやや不安定さが見られた。
また、ボーカルにはやや機械的な印象があり、リズム感にも不自然さを感じる部分があった。しかし、伴奏部分のクオリティは高く、音作りや雰囲気の完成度は優れていると感じた。
さらに、曲のスピードやエネルギーなどを細かく調整できる箇所も存在しており、単純に曲を生成するだけでなく、自分好みに調整したい人向けのAIだと感じた。
音楽作成の経験がない状態でも、少ないプロンプトで高クオリティの音楽が生成される点が印象的だった。長い歌詞にも対応しており、Aメロ・Bメロ・サビといった曲の流れも自然に構成されているため、楽曲としての完成度は高いと感じた。
また、息継ぎやビブラートなどの歌唱表現も再現されており、全体としてかなりリアルな印象を受けた。歌声については完全に自然な人間の声というよりも、わずかにAI特有のクセはあるものの、それが強く気になるほどではなく、十分に楽曲として成立していると感じた。特にインストゥルメンタルのクオリティは高く、完成度は全体的に高水準であった。
一方で、日本語で細かい指示を入力すると、それがそのまま歌詞として誤認されてしまう場合があり、プロンプトの書き方には注意が必要だと感じた。
ElevenLabs Musicは、サイト全体の動作が重く、文字入力や画面操作にも時間がかかる場面が多かったため、快適性には課題があるという印象を受けた。
また、生成されたボーカルについても機械的な印象が強く、抑揚が少ないため、他の音楽生成AIと比較すると自然さに欠けるように思えた。一方で、楽曲全体の雰囲気については概ねプロンプトに沿って生成されていた。
全体として、現時点では完成度よりも試験的な要素が強く、楽曲制作ツールとしての実用性はやや限定的であるといえる。しかし、今後のアップデートによる改善の可能性は大きいと考えられる。